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プラズマ

   Categories [] [2005 01 21(Fri) posted at 06:46]
プラズマといってもプラズマディスプレイのことです
人魂とかとは関係ないです

プラズマディスプレイの開発をしてきた富士通が、生産+開発から手を引く、もしくは縮小するという動きがあるらしい
プラズマディスプレイは細かい蛍光管が集まってできていて、熱や消費電力などがブラウン管と大差ない。表現できる色に違いがある。液晶に比べ視野角も広い
売れるものを作り続けるには、コストダウンもさることながら、品質向上も欠かせない
ところがプラズマディスプレイは生産ラインに問題を抱えており、パネルを100個作って使い物になるのが一桁台なのだ(数年前の話なので、今はもう少し効率が上がってるかもしれない)
液晶に比べ品質が変わってない(解像度が低い品物が多い)というのはコストダウンにかかる研究費用が膨大なのかもしれない。今は液晶も1インチあたり1万円を目指している

ただ個人的には液晶は見難いのでもうちょっとがんばってほしいところだ。応答速度の速い動画対応の液晶もあるがちょっと高い。大型になればなるほど応答速度の差は顕著になる
寿命だが、ブラウン管が約8年、液晶が10年、プラズマが15年となっているが、液晶がバックライト交換するという前提での年数だ。プラズマの方は約10年で色がだいぶ薄くなる可能性が高いらしい。ブラウン管は8〜12年で映らなくなったりする(ビームの故障やブラウン管自体の寿命など)
寿命以外にも耐久性に差があるものがある。プラズマは小さいガラスの集まりで、直接衝撃がパネルに行かなくても壊れる可能性がある。製品の表面にはアクリルやガラスのカバーが付いているが、倒れたり落ちたりすれば致命傷チック
また、重さやサイズの違いも大きい。重さは材質の違いから液晶に利がある。液晶も基板はガラスだろうが、素子自体もガラスでできているプラズマの方が重い。サイズといっても厚みだが、これも液晶の方が有利っぽいが、バックライトが必要なため大差はなさそう。

エコ全盛の時代に液晶が勝つに決まってる気もするが、プラズマの電力効率も現在研究中で確実によくできる予定だとか(具体的には年内に年間消費電力を後20%下げるとのこと。この数字はだいたい液晶と差がない)
液晶の方もネックだった大型化(年内に50V型を出す予定とか。すでに45V型が昨年8月に出ている)ももうできてるわけだし(大きすぎると汚いし、残像でるようなものもあるけど)プロジェクターも液晶の一種ですしなぁ(ただし中の液晶は小型なため、速い動きでも比較的平気)

そのほかのものが一般化されコストダウンされるにはまだ年数がかかるだろうし、競争の一端としてもう少しがんばってほしいものだ。一番有力なものとして有機ELがある
この記事を書いてる最中に液晶は、青色LEDのコストダウンができればバックライトをLEDにできる。すると、寿命、消費電力ともに大幅改善ができるのでは? とか思ったのだが、白色LEDはすでにあったわけで、以前にELが一時期バックライトとして採用されていた
それを発展させたものが有機EL(別名、OLED 有機発光ダイオード)で、原理は発光ダイオードと同じものである。液晶と違いそのもの自体が発光するのでバックライトが必要ない、薄型化も容易だ。ただ現在では寿命が極端に短いく、すぐに色褪せする。
またLEDでも三原色がそろったため、大型の街頭ビジョンなどに採用されている。まだ少し画像が粗めだが、あれ、より綺麗に小型化されないかなぁ?

このままじゃお金あってもプラズマは買わないけどね。液晶もゲームやレースがいまいちよく見えないなら要らないっぽく
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